幸せになりたいという思い、それは誰もが抱く願いです。
好きな仕事がしたい、自分らしく生きていきたい、そして明るく幸せな人生を送りたいという願いは、すべての人の望みです。
しかしながら、私たちの身の回りでは、知識不足や偏見、思い込み、固定観念などによる差別やいじめ等が日々起きており、時には悲しい事件となって報道されています。
これらの差別などは、人の心を深く傷つけ、苦しめ、さらにはその人の人生にも影響を及ぼす人権侵害であるということを強く認識することが大切です。
私たちは今、一人ひとりがそれぞれの個性を尊重し、互いの違いを認め合いながら、個人の尊厳を重んじ、対等で豊かな人間関係を築いていく必要があります。
この冊子では、20の人権課題を取りあげています。
この冊子が様々な立場の人々を理解し、寄り添うことのできる人権感覚を養う一助となり、すべての人々が心豊かに明るく暮らせるようになることを願います。
■分野別人権問題への取組